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２月に入りましたネ、今月もよろしくお願いいたします。
今日は、２０２１年のＤＵＣＡＴＩニュープロダクトの中で最大のトピック、「ムルティストラーダＶ４」に搭載されるＮｅｗエンジンに関して少し触れてみたいと思います。

２０１８年登場の「パニガーレＶ４」や２０２０年登場の「ストリートファイターＶ４」に積まれているエンジンは「デスモセディッチストラダーレ」と呼ばれるＶ型４気筒エンジン。
ＤＵＣＡＴＩの長い歴史の中で、量産型としては“初”の４気筒エンジンでした。
ハイパフォーマンスなスーパーバイクモデルに相応しい高回転高出力を発揮し、尚かつ乗りやすさや扱い易さも兼ね備えています。

それに対し、新型ムルティに搭載されるエンジンもＶ型４気筒なのですが、こちらは「Ｖ４グランツーリスモ」という全く別物の新型エンジン！！
スポーティなＤＵＣＡＴＩの走りはそのままに、中低速からスムーズでバランスの取れたパワー＆トルクを実現し、まさにマルチパーパスなムルティストラーダのキャラクターを具現化したエンジンとなっている様です。

驚くべきは、従来の２気筒ＤＶＴエンジンより１．２ｋｇ軽くなっている点！！
また８５ｍｍ短く、９５ｍｍ低い、非常にコンパクトなエンジンとなっており、逆にパワーは１７０馬力と過去のムルティシリーズよりも大幅にパワーＵＰしています。

さらに、ＤＵＣＡＴＩとしては異例なエンジンバルブ駆動システムを採用し、メンテナンスインターバルを驚異の６万キロまで延長。
地球１周半に相当するこの距離をカバーできるこのメンテローコスト化も実現したＮｅｗエンジン、長距離ツーリングを得意とするこのモデルに相応しいエンジンなのではないでしょうか。

この春デビュー予定の「ムルティストラーダＶ４」、早く乗ってみたいですネｗｗ
既にご予約いただいている皆さまも、楽しみにお待ち下さいませ(^^♪