昨夜は閉店後、いつものボクのお散歩コースである大阪市のベイエリアで、「V4パニガーレ」の『初』試走をしてまいりましたので、今日は不肖私程度の目線からではございますが、ちょっとした街乗りインプレッションを・・・。
インスタでも書きましたが、結論から言いますと・・・
<<<スタイル、サウンド、走り・・・これまで味わったコトの無い『官能』で五感全てを揺るがしてくれる上に、SBKモデルが最も苦手とする街なかの走行もストレスが少なくて乗りやすい・・こんなマシンは初めてです。 『もっともっと乗っていたい・・。』そう感じさせてくれた、至福の夜でした。>>>
・・・というのが、大阪市内を70数キロ走ったボクの感想です(^^♪
ちょっとホメ過ぎやろ(!!)と思われるかもですが、実際はこんな言葉では語れない位、楽し過ぎるバイクでしたww
というわけで、もう少し具体的にお伝えいたしますネ。
まず「スタイル」。
これはもう・・・誰もが認めるカッコ良さ、美しさなのではないでしょうか?!
信号待ちで停まると廻りのドライバーさん&ライダーさんの目線がほぼコッチですし、阪神高速に乗ると料金所のオジサンからかなり詳しく色々聞かれましたし、とにかく注目される度の高いバイクです。
また、夜に走って気がついたのですが、テールの2つのホール(穴)からテールランプの光がグラデーションの様に漏れて非常に幻想的に見えます。
そして驚いたのが「サウンド」。
店舗でエンジン音は何度も聴いているのですが、実際に乗って走ってみるとかなりイメージが変わります。
信号待ち等のアイドリング状態や、クラッチを繋いで静かにスタートする瞬間の音がまったく新感覚で、とても4気筒モデルとは思えないんですネww
かと言って現行モンスターやディアベルのLツインとも違う、もっと本来のDUCATIらしいと言うか・・・ちょっと違いますが、古き良き時代のベベルやパンダ、その他伝説の欧州系モーターサイクルを彷彿させる様な、ちょっとノスタルジックでやっぱり新しいサウンドに感じました。
回転を上げていくと、この独特サウンドは4気筒エンジンらしい音に変わっていくのですが、この「音」を聴いているだけでもホント楽しかったなァ(^^♪
さらに「走り」・・・なのですが、今回は大阪市内のいわゆる「街乗り」でしたのでコーナリング性能とかは割愛させていただきます。
(・・・と言うか、そんな事を語れる程の腕が無いもんで・・・苦笑)
これまでの1098/1198系やL2パニガーレモデル等、DUCATIのスーパーバイクモデルは、サーキットやワインディング性能に特化した性格のモデルでした。
ですので一般道、特に街なかの走行はストレスを感じる部分が多かったのですが、今回のV4、街なかしか乗ってませんが、非常に楽しく乗れましたww(パチパチ)
まずクラッチミートが非常にリラックスしてできます。
回転を全く上げずにミートしようとするとやや心細いのですが、2000~2500回転程度の低い回転数で繋げば十分で、さらに高い回転数だと十分以上のダッシュ力を見せてくれます。
ほぼスポーツモードで走行したのですが、「本当に214馬力?!」と思える程スムーズで、試しに6速(トップ)で時速45キロの超低速からアクセルを開けてもキッチリ加速してくれましたww
また、もちろん前傾ポジションなのですが視界が狭く感じません。
普通は年齢が進むと前傾がキツくなってくるモノですが、このV4は降りた後の肩や背中の疲労度も非常に少ない感じがしましたww
シート、タンク形状、ステップ位置が絶妙なのかも・・・ですネww
最新の電子制御、新発想のフレーム・シャーシ、そしてモトGPでの技術が随所にフィードバックされたこのバイクで、DUCATIは新たなページを開いたわけですが、個人的にちょっと乗っただけでもそれはスゴく伝わりましたww
よく「乗りやすいバイクは面白くないバイク」とか「クセがあったり乗りにくい程面白い」とか言われますが・・・
この「V4」はもちろん、クセもあります。
本来、サーキットを1秒でも速く走る事に重きを置いたバイクなので、実用性を犠牲にしている部分ももちろんあります。
そしてもちろん、断トツに「速い」バイクです。
これまでのDUCATIスーパーバイク、さらに欧州系メーカー高級スポーツモデルを代表するステータスとプレミアム性を持っている高級車です。
そのステータス・プレミアム性・走りの性能・ライディングプレジャーに加え、「乗りやすさ」まで手に入れた、唯一無二のバイク・・・それが「パニガーレV4」だと思います。
ですので、「パニガーレが欲しい」「でも腕がないから・・・」と、これまで諦めていた方にも今回の「パニガーレV4」は、断然オススメですヨ!!
今週末には当店でもこの「パニガーレV4」、ご試乗いただける様に準備しております。
ご興味の方、是非お来し下さいませww